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【プライバシー】

MicrosoftとEFF、プライバシー規定の明示を呼びかける

■URL
http://www.microsoft.com/presspass/features/1999/04-06privacy.htm

 Microsoft社と米市民団体Electronic Frontier Foundation(EFF)は6日、「P3P(Privacy Preferences Project)」の普及を目指し、その利用ガイドラインを公表した。

 プライバシーについての不安は最近のインターネット利用者の最大の関心事で、この問題の解消は、今後の電子商取引拡大にとっての最重要課題となっている。

 現在、インターネット上では、TRUSTeなどの米国のプライバシー保護団体を中心に、個人情報を収集するサイト側はその利用目的を明示し、ユーザー側がどの情報を公表し、どの情報を公表しないかを選択できるようにする、という形でコンセンサスが得られている。その際のデータ交換に利用されるのがP3Pと呼ばれるXMLベースの規格だ。

 しかし、実際にプライバシー規定を明示しているサイトはわずか14%。こうした状況を打開しようと、MicrosoftとTRUSTeが共同で、Web上で簡単な質問に回答していくことで、P3Pに準拠した自サイトのプライバシー規定を作成することができる「Privacy Wizard」を開発した。このウィザードは、今週中に同社運営の「MSN LinkExchange」上で公開される予定となっている。

('99/4/7)

[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp