■URL
http://www.ipa.go.jp/GA/REPORT/demand-report99.html
情報処理振興事業協会(IPA)は、インターネットを使ったソフトウェア流通に関する調査報告書「インターネットを利用したソフトウェアの販売促進/普及に関する調査」を公開した。同報告書は、各種文献の調査や企業へのヒヤリングといった方法により、平成10年10月15日から平成11年2月15日にかけて行なわれた調査をまとめたもの。
パッケージソフト、フリーウェアおよびシェアウェア、ドライバーソフトの3種類のソフトウェアについての国内外でのインターネットでの流通状況を、提供形態や代金の回収方法、ウイルス対策などの点から相互に比較し解説している。また、国内外の代表的なソフトウェア配布・販売サイトを紹介している。
報告書では、ソフトウェアの試用版の配布は販売促進の方法として有効であるとしているほか、ソフトウェアのダウンロード販売が普及するためには、インフラの高速化によるダウンロード時間の短縮や、アプリケーションの必要な部分だけを購入できるユニット販売が必要であるなどとしている。
('99/4/12)
[Reported by kono@impress.co.jp]