|
|
■URL
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/In041599.htm
http://www.metastream.com/
Intel社とMetaCreations社は15日、3D画像のストリーミング再生を可能にするファイルフォーマット「MetaStream 3-D」を発表した。
このフォーマットは、Intel内のArchitecture LabsとMetaCreationsの共同開発の産物で、オープンな仕様として公開される。両社では、インターネットの標準化組織に提案することも検討している。
MetaStreamを使うと、データを全てダウンロードしなくても、リクエストとほぼ同時に3D画像を再生することができる。ちょうどRealPlayerで動画や音声を再生するような感じだ。3Dコンテンツは、自動的に各ユーザーのPCのパワーに合わせて再生され、いつでも最適なパフォーマンスが得られるように工夫されているという。
MetaStreamファイルを再生するには、MetaCreationsのサイトから「MetaStream Viewer」をダウンロードすることが必要。将来的には、Microsoft社がWindows 98やWindows 2000と共にビューワーのコンポーネントを出荷することになっている。
なお、MetaCreationsでは、MetaStreamファイル（.mts）を作成するためのオーサリングツールを発表している。そのほかにも、デジタル写真をそのまま3Dワイヤーフレーム画像に変換し、テクスチャーマッピングする技術「MetaFlash」を、MinoltaやKodakにライセンスしており、今年末頃にはカメラと一緒に発売される予定となっている。
('99/4/16)
[Reported by taiga@scientist.com]