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Lycos、ディレクトリ型検索サービスに
NetscapeのOpen Directoryを採用

 Lycos社は19日、同社が保有する2つのサーチエンジン「Lycos.com」と「HotBot.com」に、Netscape Communications社の「Open Directory Project」(本誌1月27日号参照)のディレクトリ型検索サービスを導入すると発表した。

 Open Directoryは、NetscapeがサポートしているYahoo!のようなリンク集。社内スタッフがWebサイトを登録していくのではなく、インターネット上のボランティアが個々の興味に応じてサイトを分類・管理するという方式で運営されている。そのボランティアの数は8,900人以上。ここで編集されたコンテンツは基本的に無償で利用することができ、今回のLycosとNetscapeの契約も、このライセンスに基づいている。

 Lycosでは、このディレクトリをLycos.comやHotBot.comのトップページに置き、双方の検索結果を統合していくほか、Netscapeとのライセンス契約に基づき、利用者にはOpen Directory Projectのボランティアになるように呼びかけていく。

('99/4/20)

[Reported by taiga@scientist.com / Hiroyuki Et-OH]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp