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http://www.m2ri.co.jp/newsreleases/990421.html
マルチメディア総合研究所は22日、全国の企業約1,500社におけるインターネット利用動向についての調査結果を明らかにした。調査は今年2月下旬から3月下旬にかけて実施され、全国の年商100億円以上の企業のうち1,500社を無作為抽出、1,232社からの有効回答を得た。
調査結果によると、有効回答を得た1,232社のうち、インターネットを利用していると回答した企業は1,093社(約89%)。これまでの調査における利用率の推移は、3%('95年)→12%('96年)→38%('97年)→69%('98年)→89%('99年)となっており、利用率が急速に増加しているのが分かる。同研究所では、2000年における企業でのインターネット利用率は95%に達するだろうと予測している。
インターネットを利用していると回答した1,093社のうち、966社が詳細なアンケートに回答しており、それによると、プロバイダーと契約している回線のうち、約55%がダイヤルアップ接続、約45%が専用線接続(常時接続)されており、ダイヤルアップ接続サービスで最もシェアを獲得しているのはBIGLOBE、専用線で最もシェアを獲得しているのはOCNとなっている。また、最も満足度が高いプロバイダーは、PSINet/TokyoNetとなっている。
('99/4/22)
[Reported by kono@impress.co.jp]