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日本テレコムは22日までに、英国の通信最大手ブリティッシュ・テレコム（BT）、米通信最大手AT&Tの二社と資本提携することで合意した。BTとAT&Tがそれぞれ15%ずつ日本テレコムに出資し、役員も派遣する方向で最終調整している。
世界の通信業界では、ドイツテレコムとテレコム・イタリアの合併が21日、正式に決まるなど、国際的な合従連衡が加速している。
BTとAT&Tは昨年、国際通信事業で提携しており、今回の資本提携で、日米欧の通信市場をカバーする巨大連合ができあがる。
BT、AT&Tは日本テレコムの第三者割当増資を引き受ける形で出資するほか、BTは日本テレコム、日産自動車などが出資して展開する次世代携帯電話事業にも参加の意向を示しているという。
BTとAT&Tは、それぞれ既に日本でインターネット電話や国際専用線などの事業を展開しているが、日本テレコムはこれらの事業子会社の統合を要求しており、3社は今後、共同で多国籍企業向けのデータ通信サービスを提供していく方向。
('99/4/22)
[Reported by masaka@impress.co.jp]