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【調査結果】

インターネットユーザーに占める主婦の割合は14.7%
20代後半から30代が中心で、ショッピングなどで利用

■URL
http://www.commerce.or.jp/enq/report/enq5/shufu.html

 情報通信総合研究所は26日、「主婦ユーザーのインターネット利用実態」調査結果をまとめた。インターネット利用者における主婦の割合は14.7%になることがわかった。特に昨年以降、主婦の進出が目立っており、'98年夏以降にインターネットを始めた人の4人に1人は主婦であるとしている。インターネットショッピングの利用が多く、半数以上がすでに経験済み、3人に2人は今後利用したいと回答した。

 調査は2月22日から3月1日まで、同社Webサイト上で実施された「購買行動とインターネット・ショッピングに関するアンケート」をもとにまとめられた。有効回答4,091名のうち、主婦は、会社員の53.0%に次いで多い職業となった。また、'98年7月以降にインターネットを始めた人に限定すれば、25.6%が主婦にあたるとしている。年齢別では、30代前半が最も多く35.3%、次いで20代後半の29.2%、30代後半の21.7%となっており、40代以上は8.7%と少数に止まっている。

 インターネットショッピングに関する質問では、「経験あり」と答えた人は52.8%に上り、今後の利用意向についても11.8%が「積極的に利用したい」、52.3%が「利用したい」と回答している。一方、インターネットショッピングのマイナス面については、「面倒」(「そう思う」「ややそう思う」合わせて11.4%)、「難しい」(同11.5%)を挙げたユーザーは少数派で、「セキュリティやプライバシー保護への不安」(同83.0%)や「商品やショップ運営等への不安」(同58.5%)を感じるユーザーが多い。また、経験者がこの1年間で購入した商品としては、食品(40.1%)、ファッション用品(23.7%)、書籍(23.0%)、贈り物(18.6%)が上位に入っている。

('99/4/27)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp