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■URL
http://www.j-plaza.or.jp/ddi-pocket/ （DDIポケット）
http://www.j-plaza.or.jp/ddi-pocket/jyokyo/64k.html （64kbps対応状況について）
http://www.j-plaza.or.jp/ddi-pocket/news/h110428.html （新料金プランについて）
DDIポケットは、今年夏ごろにもPHSによる64kbpsデータ通信サービスを開始する予定だ。また、東芝も次回のPHSモデルチェンジの際に、DDIポケットの64kbps通信サービスに対応した端末を発表する予定。PHSによる64kbpsデータ通信サービスについては、NTTドコモが4月1日からサービスを開始しており、リムネットやBIGLOBEといったプロバイダーも、これに対応したアクセスポイントを設置している。
通信方式はPIAFSのバージョン2.1に準拠する。これは、通信中の回線状況によって通信速度が32kbpsもしくは64kbpsに自動的に切り替わるもので、通信が切れないことを重視した「ベストエフォート型」と呼ばれるもの。一方、NTTドコモはPIAFSのバージョン2.0に準拠しており、これは、接続した時点での通信速度が維持される「ギャランティー型」と呼ばれる。DDIポケットによると、「通信方式はPIAFSだがバージョンが異なるために、現在プロバイダーに設置されているNTTドコモ対応のPIAFSアクセスポイントを利用することはできない。しかし、全く異なるというわけではないので、（アクセスポイントの）システム変更に伴うプロバイダーの負担は軽いのではないか」ということだ。
なお、DDIポケットでは、月額基本使用料に無料利用分を含めた新しい料金プラン「スーパーパックS（3,300円/月、1,200円分の無料利用分を含む）」と「スーパーパックL（5,000円/月、3,000円分の無料利用分を含む）」を6月1日から実施するほか、1年間の継続契約者を対象に月額基本使用料を15%割り引く「年間契約割引」も、郵政省の認可後に実施する予定。
('99/4/28)
[Reported by kono@impress.co.jp / 金丸雄一]