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http://www.adobe.co.jp/product/acrobat/index.html
アドビシステムズ株式会社は12日、「Acrobat 4.0」の日本語版を6月18日より発売すると発表した。Windows版とMacintosh版がそれぞれ用意されており、価格はオープンプライス。店頭価格は3万円前後になるものと見られる。バージョン3.0のユーザーについては、9,800円で最新版にアップグレードできる。
同バージョンでは、12カ国語をサポートしており、1つのドキュメント内で複数の言語を用いることができるほか、文書内で使用しているフォントデータをドキュメントファイルに埋め込むことができるようになった。
直接PDFファイルに簡単な文字の修正を加えることができる「TouchUp」機能や、部署内で回覧し、コメントを入れて返してもらえる注釈機能など、グループでドキュメントを共有するという点での機能強化が図られている。
また、Windows版のみの機能だが、PDFファイルにVeriSignやEntrust Technologiesなどの電子署名を付加したり、Microsoft Officeとシームレスにデータをやりとりしたりできるようになった。
なお、同ソフトで作成されたPDFファイルを参照できる「Acrobat Reader 4.0」の日本語版を同社のホームページ上で無償配布している。こちらもWindows版とMacintosh版が用意されている。
('99/5/12)
[Reported by yuno@impress.co.jp]