■URL
http://www.macromedia.com/macromedia/proom/pr/1999/flash4_announce.html
http://www.macromedia.com/macromedia/proom/pr/1999/free_playersource.html
Macromedia社は24日、Flashのオーサリングソフトの新バージョン「Flash 4」を発表した。
Flash 4では、MP3フォーマットが新たにサポートされた。これにより、ファイル容量を小さくしたまま高音質のBGMや音声をストリーミングで流せるようになった。また、テキスト入力フィールドの機能も強化され、データベースと連携させることで、静的なHTMLとは一味違ったWebアプリケーションやサービスを提供することが可能となった。
さらに、同社はFlash Playerのソースコードを無償で公開すると発表。
Flash Playerは、Netscape CommunicatorやInternet Explorerといった主要ブラウザーに加え、Windows 98、Mac OS 8.xといったOSやRealPlayer G2にバンドルされているほか、WebTVやLiberate Technologies(旧NCI)のセットトップボックスなどにも標準搭載されている。
現在デファクトスタンダードの地位にあるFlashだが、同社はこの地位を確固たるものとするため、今後登場するであろう様々なデバイス上でもFlashが動くようにソースコードの公開に踏み切ったとしている。
('99/5/25)
[Reported by taiga@scientist.com / Hiroyuki Et-OH]