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Dataquest社は24日、世界の携帯情報機器市場に関するレポートを発表した。
同社によると、'98年に出荷された携帯情報機器は390万台だった。同市場は着実に成長しており、'99年は570万台を超え、さらに2003年には2,100万台に達する。稼動台数ベースでも、'98年の820万台から2003年には3,250万台に増加。金額ベースでも、'98年の16億ドルから'99年には23億ドルへ、さらに2003年には72億ドルに成長する見通しだという。
また、'98年時点における搭載OSのシェアを見た場合、3ComのPalmOSとMicrosoftのWindows CEが合わせて67%を占めている。両社の勢力は今後さらに拡大する見通しで、Dataquestでは、2003年には市場の92%を占めるものと見ている。
同調査を取りまとめたScott Miller氏は「従来、携帯情報機器は機能を絞り込んで安定して動くことが強みだったが、電子メールをはじめとするインターネット接続機能に対する需要の高まりが同市場に変化をもたらしている」と語った。
('99/5/25)
[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]