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米Liberate Technologies社(旧NCI社)は、インターネット端末「NCTV」用最新ソフト2種類の日本市場向け出荷計画を発表した。'99年の第3四半期から出荷開始。
新たに発表されたのは、NCTVを使ってサービスを提供するプロバイダー(ISP)向けの「Connect ISP Suite 1.5J」と、NCTV端末向けの「TV Navigator for ISP 2.2J」の2種。Connect ISP Suite 1.5Jは、NCTVによるサービスを構築するために必要なソフト。従来から装備している、Oracle社のデータベース「Oracle8」との連携による、ユーザー認証、アカウント管理などの機能のほか、日本国内向けの製品では、パフォーマンスの改善、セキュリティの強化などが図られている。
一方のTV Navigator for ISP 2.2Jは、NCTVの端末向けのソフトで、ビデオメール機能のほか、Macromedia Flash、128bit SSLなどをサポートする。同ソフトは、ハードメーカーからNCTV端末へのプレインストールにより出荷される。なお、すでに端末を利用しているユーザーに対しては、ネットワーク経由でソフトをアップロードする。
NCTVは、三井不動産が都内に建設中のマンション全戸に導入されることが発表されているが(本誌4月9日号参照)、Liberate Technologies社は、新たに、JA長野グループによる地域イントラネット「アグリネット」の情報端末として認定されたことを発表した。アグリネットは、長野県内のJA各組織を結び、出荷予約や売立情報、農業気象情報などをやりとりするネットワーク。グループのうち「JAみなみ信州」が本採用と導入を決定したとのこと。
('99/6/1)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]