■URL
http://www.lab.kdd.co.jp/kdd/lab/JaMaPS/JaMaPSindex.html
株式会社KDD研究所のブース(6A20)では、昨年に引き続き地図データ表示システム「JaMaPS」のデモを行なっている。
JaMaPSは、Javaベースのクライアント上に、基本的な地図データを取り込み、その上にレストラン等の情報を重ねて表示させることができるシステム。当初はPostScript形式でデータを表示していたが、最新バージョンでは、SVG、GIF、JPEGといったインターネット標準のデータフォーマットが採用されている。アステルの位置情報サービス(Pナビ)と組み合わせて、現在位置を表示することも可能となった。
同社によると、7月末頃にはクライアントの正式版が公開される見込み。クライアントは無料で利用できるが、データ配信用のサーバーと開発環境は有料(接続クライアント数無制限で200万円程度とのこと)で提供される。
KDD研究所では、地図ソフトメーカー大手を巻き込み、近くJaMaPSコンソーシアムを立ち上げるなどして、同技術の普及を目指す。
('99/6/2)
[Reported by yuno@impress.co.jp]