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■URL
http://www.allaire.com/handlers/index.cfm?ID=11144&method=full
http://www.livesoftware.com/
Web開発ツールを販売するAllaire社は15日、同社の製品においてサーバーサイドJavaを積極的に活用していく戦略を発表、その一環としてLive Softwareを買収したことを発表した。
Allaire社はWebアプリケーションサーバー「ColdFusion」や「HomeSite」を販売している。Live Softwareは「JRun」などサーバーサイドJava関連製品を中心に販売している。
JRunはMicrosoftのIISやNetscapeのEnterprise Server、ApacheなどのメジャーなWebサーバーにプラグインのような形で作用し、Java Servletを使えるようにする製品。最近では、Sunの提唱する、Java言語でWebページ中のスクリプトを記述するJSP（Java Server Pages）を採用している。Javaを使ってサーバーサイドのシステム開発ができるため、開発者の間で人気を得ている製品でもある。
AllaireではこのJRunを単体で販売するほかColdFusionにも統合していく予定で、ColdFusionの開発者がタグベースの言語だけでなく、Javaを開発言語に使えるようにする。また将来、同社のWebサイト作成ツールのHomeSiteにJava ServeletやJSPの開発環境を統合していく。
最近の一般的な傾向としては、クライアントでのJavaの利用は互換性の問題などから本格的な普及の目途が立たないが、サーバーサイドでの利用には将来性があるとして注目されている。
('99/6/16)
[Reported by taiga@scientist.com]