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【業界動向】

ロイターがReciprocalのデジタル著作権技術を採用

■URL
http://www.reciprocal.com./docs/press/press_26.htm

 Reciprocalは22日、ロイターが同社のデジタル著作権保護技術を採用し、同社に出資することを発表した。出資額などは明らかにされていない。

 ロイターでは今後、Reciprocalの技術を使用しながら、インターネットや他の電子メディア上で配布されるデジタルコンテンツの著作権保護、課金方法などを検討していく。具体的な商品名などは今のところ明らかにされていない。

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Reciprocal
Windows Media Technologies

 Reciprocalの技術はDigital Rights Management(DRM)と呼ばれているもの。デジタルコンテンツを「コンテナ」ソフトウェアにくるみ、デジタルIDを添付する。コンテナでくるまれたデジタルコンテンツは自由にインターネット上で配布できるが、適切なデジタルIDを持っている人しかコンテナを開けたり、印刷することは出来ないため、著作権を守ることが出来ると期待されている。同社にはMicrosoftやソフトバンクなどが出資しており、Windows Media Technologiesの認証/課金を担当する。


('99/6/23)

[Reported by taiga@scientist.com]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp