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【白書】

「インターネット白書'99」で見る日本のインターネット事情(1)

国内の5世帯に1世帯にインターネットが浸透

■URL
http://www.ips.co.jp/items/1269/1269.htm

 「インターネット白書'99」によると、'99年2月末時点で、インターネットを利用している家庭は595万900世帯、世帯普及率は12.89%に達した。さらに家庭以外での利用を含めた世帯浸透率は20.27%となり、5世帯に1世帯が何らかの形でインターネットを利用していることが明らかになった。

 同白書では、2月に行なった「インターネット普及率調査」の結果をもとに利用世帯数と利用者数を推測した。'99年2月末時点で「インターネットを自宅からのみ利用している世帯」は399万4,800世帯/631万1,900人、「自宅や勤務先/学校の両方だが、主に自宅での利用者がいる世帯」は118万8,200世帯/172万3,000人、「自宅や勤務先/学校の両方だが、主に勤務先/学校での利用者がいる世帯」は76万7,900世帯/115万1,800人となり、普及世帯数は595万900世帯、世帯普及率は12.89%に。インターネットを家庭から利用している人の合計は918万6,700人に達した。

 一方、「インターネットを勤務先/学校からのみ利用している世帯」は340万9,200世帯/589万8,000人。自宅からの併用利用者と合わせると、勤務先/学校からの利用者は887万2,700人となり、家庭での利用者数がこれを上回った。

 これらの結果から、併用利用者の重複数を考慮すると、'99年2月末時点での日本のインターネット人口は1,508万4,600人。また、「インターネットを利用している人が一人はいる世帯」は20.27%となり、国内の5世帯に1世帯にインターネットが浸透したとしている。

―「インターネット白書'99」(インプレス刊 本体価格4,800円+税 6月28日発売)より

('99/6/28)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp