INTERNET Watch Title Click

【調査結果】

若年層のコミュニケーションツールは
移動電話や電子メールへ

■URL
http://www.jdpower.co.jp/it/psj9903.html

 調査・コンサルティング会社のジェイ・ディー・パワー・アジアパシフィックは、今年3月に実施した「パーソナル情報機器消費者意識動向調査」の結果をまとめた。若年層でのコミュニケーションツールとして、移動電話や電子メールに対する利用意向が高まっていることがわかった。特に女性では、電子メールへの意向が強いとしている。

 現在使っているコミュニケーションツールとしては、「一般電話」が最も多く、利用率は92%。次いで「移動電話」の44%、「ファックス」の26%、「電子メール/文字メール」の15%となっている。しかし、20代以下の若年層においては、「移動電話」を「よく利用する」とした人が、「一般電話」を「よく利用する」と答えた人と同率の56%に達した。

 一方、今後使いたいツールとして「電子メール/文字メール」を挙げたのは24%。4ツールのうちでは唯一、現在の利用率を超える数字となり、今後伸びの期待できるツールだとしている。特に20代後半から30代前半の女性では、移動電話より電子メールが多く挙げられているという。

 メール利用者が現在使っている機器については、「デスクトップPC」が64%、「ノートPC」が21%、「移動電話」が9%、「携帯端末/メール端末」が4%など。パソコンがかなりの比率を占めており、30代の男性に限って言えば、「デスクトップPC」と「ノートPC」だけで100%に達する。なお、「移動電話」については、男性のうち18歳から24歳の層(19%)と、女性(20%)の利用が比較的多くなっている。

 調査は、東京/大阪地区に住む18歳から69歳の男女1,000人に対して行なわれた。ジェイ・ディー・パワー・アジアパシフィックでは、同調査を年4回実施している。

('99/6/28)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


INTERNET Watchホームページ

ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp