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【業界動向 / 新技術】

IBM、Novell、Oracleなど、ディレクトリの相互運用を目指す団体を設立

■URL
http://www.directoryforum.org./pressrelease.html (DIF)
http://www.microsoft.com/presspass/press/1999/Jul99/metadirPR.htm (Microsoft - ZOOMIT)

 IBM、Novell、Oracleなどディレクトリ製品の主要会社は7日、各社のディレクトリ製品間で相互運用を目指す業界団体「Directory Interoperability Forum(DIF)」を結成したと発表した。同フォーラムの目的は、異なるコンピューター環境にわたって動作するディレクトリ対応アプリケーションの開発。

 ディレクトリは、電子メールアドレスや電話番号、セキュリティ証明書、機器構成といった、利用者や機器などのリソースを管理するための技術。Forrester Researchの調査によると、Fortune 500中の企業ではおよそ190ものディレクトリ(一覧)を持っており、これらを統一して扱える相互運用性が求められているという。

 同フォーラムでは、最初のステップとして、ディレクトリ標準技術「Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)」に対応するアプリケーションと、IBM SecureWay Directory、Novell Directory Services(NDS)、 Lotus Domino Directory、Netscape Directoryとの相互運用性を検証した。検証したアプリケーションは、IBM WebSphere、Lotus Domino、Lotus Notes、Novell Groupwiseなど。

 DIFでは今後、LDAPなどのオープンなディレクトリ標準技術を推進するとともに、標準技術を実装するディレクトリ用のソフトウェア開発キットを作成、実装していく。さらに、Internet Engineering Task Force(IETF)やThe Open Groupなどの標準化組織との共同作業も行なっていく。

 DIFの発足メンバーは、IBM、Novell、Oracle、Data Connection Limited(DCL)、Lotus Development、ISOCORの7社。この他にも、ネットワーク機器大手のCiscoやLucent、通信大手のAT&T、ソフトウェア会社のNetwork Associates、RedHat、VeriSignなどが支持を表明している。

 一方、独自のディレクトリ技術「Active Directory」を推進しNDSなどと競合するMicrosoftは同じ日に、メタディレクトリ技術のZOOMITを買収したことを発表した。Microsoftは、ZOOMITの技術をWindows 2000のActive Directoryに組みこむ。ZOOMITのメタディレクトリ技術により、従来のさまざまなアカウントやアクセス権、設定などをActive Directoryに統合していくという。

('99/7/8)

[Reported by Hiroyuki Et-OH / masaka@impress.co.jp]


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