ソニーグループとセゾングループは8日、エンターテイメント分野のチケット販売を行なう新会社「株式会社エンタテインメントプラス」の設立で合意したと発表した。8月上旬に会社を設立し、年内に試験サービスを開始、来春より本格サービスをスタートする予定。セゾングループが運営していた「チケットセゾン」事業は終了し、新会社に移行する。
新会社では、セゾングループの持つチケット販売やクレジットカードのノウハウなどと、ソニーグループの持つインターネット上の電子決済技術やマーケティングなどを組み合わせ、「従来のプレイガイドとは異なる、ネットワーク時代に対応するサービスを提供」していくという。さらに、非接触ICカードを利用した電子チケットや、電子決済、携帯電話、衛星放送など電子メディアの活用にも積極的に取り組んでいくという。
資本金は4億9千万円で、両グループの折半出資。株主構成は以下のとおり。
ソニー(株) 36% (株)ソニーコミュニケーションネットワーク 10% (株)ソニーファイナンスインターナショナル 4% (株)クレディセゾン 35% (株)SSコミュニケーションズ 10% (株)パルコ 5%
('99/7/8)
[Reported by masaka@impress.co.jp]