■URL
http://www.directhit.com/press/releases/msn_release.html
http://www.directhit.com/press/releases/lycos_release.html
Direct Hit Technologies社は8日、同社の検索技術がMSN、Lycosにそれぞれ採用されたことを発表した。
Direct Hit社のこの技術は「Popularity Engine」と呼ばれ、サーチエンジンの検索結果をモニターし、クリック状況に応じて以降の表示の優先度を決めるもの。利用者がたくさんある検索結果のうちどれを選択し、どれくらいの時間をそのサイトで過ごすかといったさまざまなデータを監視している。その結果をデータベースに蓄積し、あるキーワードで検索が行なわれた場合に最も人気のあったサイトを幾つか表示する。この方法は、ただ機械的に検索結果を表示するのではなく、多くの人が実際に興味を示したサイトを優先的に表示するために、検索結果として意味のあるサイトを得られる可能性が増え、検索をしやすくしている。
このPopularity Engineは今回発表されたMSN、Lycosのほかにも、これまでにLycos傘下のHotBotやディレクトリ型検索サービスのLookSmart、AOL傘下のICQ、ZDNet、Apple Computerの検索システムSherlockなどにも採用された実績を持っている。
('99/7/9)
[Reported by taiga@scientist.com]