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AOLジャパン株式会社は3日、パソコン上でキャラクターを育てるソフト「ジャマー」の会員向け配布を開始した。Windows上で動作する。
ジャマーは、ネットサーフィンをすることで育つ「サーフ原人」、メールをやりとりをすることで育つ「メール犬」、チャットを行なうことで育つ「チャット猫」の3種類のキャラクターで構成される。今回公開されたのは「サーフ原人」。
サーフ原人は、ネットサーフィンすることでキャラクターに餌を与え、育てていくソフト。大人になると結婚相手を求めるようになる。同社が「出会い・交流」チャンネルでβテストを実施してきたという経緯も面白い。
ソフト自体は、同社から配布されている専用接続ソフト「AOL 4.0」とは別に単体で動作するが、Internet Explorer 4.0が必要となる。同社によると、Netscape Communicator版の開発やMac OSへの対応なども検討しているとのこと。
なお、同ソフトは1ヵ月後を目処に会員以外への配布も行なう予定。ただし、メール犬、チャット猫については、AOL 4.0を利用することになるので、会員専用となる見通し。
同サービスは、米AOLでは提供されていない日本独自のプロジェクト。So-netの「PostPet」、InfoWebの「タッチおじさんメール」のように、プロバイダーがオリジナルキャラクターを使ったメールソフトを公開し、人気を集めている。AOLジャパンでは、機会があれば米国市場もターゲットにしたいとしている。
('99/6/7)
[Reported by yuno@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net]