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■URL
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/p/prettypark.html
(シマンテック)
http://www.vertexlink.co.jp/Antidote/VirusInfo/PrettyPark.htm
(バーテックスリンク)
新種のワーム「PrettyPark.Worm」が発見された。メールの添付ファイルとして配布される「PrettyPark.exe」を実行することで感染する。感染すると、アドレス帳に登録されているアドレスに対して同ファイルを添付したメールを30分毎に送信するようになる。なお、PrettyPark.exe実行時には、Windows標準のスクリーンセーバー「3Dパイプ」が表示されると同時に、Windowsディレクトリが書き換えられる。
さらに、30秒毎に特定のIRCチャンネルへの接続も試みる。接続が確立すると、感染したマシンのシステム情報やパスワードをIRCを通じてウイルス作成者が入手し、マシンをリモート操作することが可能になるという。
シマンテックでは3日、同社のウイルス対策ソフト「Norton AntiVirus」用にPrettyPark.Wormに対応した定義ファイルを公開するとともに、手動による駆除方法をWebサイトに掲載した。また、バーテックスリンクも7日、同社のウイルス対策ソフト「アンチドート」がPrettyPark.Wormに対応したと発表した。
シマンテックによると、PrettyPark.WormはもともとフランスのSPAMメールで配信されていたもので、5月28日にNorton AntiVirusユーザーから最初の報告があったという。遭遇の可能性は「まれ」だとしている。
('99/6/7)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / tatekawa@planet.club.ne.jp / ymasa@wizvax.net]