■URL
http://www.openhokkaido.co.jp/otokoro/index.html
インターネット関連のコンサルティングなどを手がけるオープン北海道は、Webにアクセスした人のいる地域が把握できるツール「おところWeb」を開発、同ツールを利用したログ解析サービス「おところWebログ」を開始した。ドメイン名を元にアクセスしている都道府県や市町村を推定し、解析結果を日本地図などに表示する。
同社によると、ドメイン名には現実世界での所在を特定できるものが多くあるという。例えば、impress.co.jpからのアクセスは、インプレスのある東京都千代田区からのアクセスだと推定できる。逆にプロバイダーのプロキシーを利用している場合などは、地域が推定できない。おところWebでは、全体の推定率は90%前後になるという。
今回提供を開始したログ解析サービスは、国内が対象地域。料金は初期費用が5万円、運用料金が3カ月契約で3万円、6カ月契約で5万円となっている。時間ごとのアクセス推移やドメイン別訪問数の集計など、基本的なログ解析機能も備えている。
同社では今後、おところWebを利用したWeb広告のターゲティングサービス「おところWeb広告」も予定している。ローカル放送局が行なっているような“エリア広告”がインターネット上でも可能になり、現在は全国的な企業しか出稿できないWeb広告の裾を広げられるとしている。
('99/7/13)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]