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http://corp.excite.com/News/pr_990713_01.html
Excite@Homeは13日、iMALLを株式交換によって約4億2,500万ドルで買収し、同時にFirst Data Corporationの子会社First Data Merchant Servicesと提携することを発表した。
iMALLはオンラインショップを開店するために必要なWebサイトの作成や、ショッピングカート機能、税金や送料の計算、安全な金銭決済、といった総合的なソリューションを提供している。またFirst Data CorporationはeCommerceにおける金銭決済サービスを提供する企業で、利用者がクレジットカード、デビットカードなどで即時支払いできる環境を提供する。
Excite@Homeはこれら2つの企業のサービスを統合し、同社のショッピングモールであるExcite Shopping Serviceでそのサービスを提供。そこに出店したいという店舗は数時間の内にクレジットカードなどによる支払い機能を装備したオンラインショップを作れるようにする。
この提携はFirst Data Corporationにとっても魅力あるものだ。インフラ企業でもあるExcite@Homeが企業に対して提供している@WorkというeCommerceソリューションを構築するサービスではFirst Dataの決済サービスが提供されることになり、Excite@Homeを通過する多くの決済がFirst Dataのサービスを通して行なわれるようになるからだ。
この戦略についてExcite@Homeの社長George Bell氏は「商店にとってもっとも優れたソリューションを提供し、何千もの商店や商品を集めることで、オンラインショッピングをしたいと思う利用者に対してExcite Shopping Serviceを魅力あるものとしたい」と述べた。こうして多くの店舗が出店しやすい環境を作り上げて、あらゆる商品を備えた巨大なショッピングモールを造り、さらにプロモーション活動を展開することでトラフィックを増大させることで、ポータルサイトとしてのExcite@Homeは広告収入と店舗からの売上手数料を見込むことができる。
('99/7/14)
[Reported by taiga@scientist.com]