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【調査結果】

インターネット視聴率調査「JAR」が第5回レポート発表
総合ランキング、「Yahoo!」が1位

■URL
http://istinc.co.jp/jar/jar_sum/jar0005.html
http://istinc.co.jp/jar/

 株式会社日本リサーチセンターと株式会社アイ・エス・ティは、インターネット視聴率調査「Japan Access Rating(JAR)」の第5回調査レポート「JAR要約レポート VOL.0005」を公表した。同調査は、測定用ソフト「ネットワーク・トラッキング・モジュール」をサンプル配布し、アクセスデータをJARのサーバーで収集したもの。調査対象者数は約2,000名で有効サンプル数1,637名を得た。調査期間は'99年5月24日から6月20日まで。

 同調査によると、今回の総合アクセスランキングは、1位が「yahoo.co.jp」、以下2位「nifty.ne.jp」、3位「biglobe.**jp」、4位「nikkeibp.co.jp」、5位「geocities.co.jp」という順位になった。Webページには公開されていないが、ペットロボット「AIBO」を発売した「sony.co.jp」は、前回総合29位から総合22位へ、また、無料パソコンサービスを始めた「vertexlink.co.jp」が、前回の上位1,000ランキング外から総合217位に躍進したとJASは報告している。接続環境別ランキングでは、自宅からのアクセスの場合、「yahoo.co.jp」「nifty.ne.jp」「biglobe.**jp」が上位を占め、職場・学校からでは、「yahoo.co.jp」「nikkeibp.co.jp」「impress.co.jp」の順になった。

 また、日本リサーチセンターが全国の18歳以上の男女を個別訪問した調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)の今年1月から6月までの集計結果(設定サンプル1万3,200、有効回収数8,266)も同時に公表された。それによると、地域別利用率では関東の16.5%が最も多く、大都市圏での普及が進んでいるとしている。年代別では20代および30代の利用率は2割を超える一方、中高年層にはあまり普及していないことが明らかになった。職業別では学生の利用が最も多く(39.9%)、次いで事務・技術職系のサラリーマン(25.2%)の順になった。また、女性の利用率は男性の半分以下であった。

('99/7/14)

[Reported by kokubu@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp