コミュニケーションツール「Gooey」の開発元であるHypernix Technologies社は20日、CNETが同社の株式の4.25%を取得し、264万ドルを出資したことを明らかにした。さらにこの合意によってHypernixはCNET上でマーケティングを行なう機会をも得た。
Gooeyは同じページを見ている人同士がチャット出来るようにするコミュニケーションツール。システムに常駐しており、WebのページにアクセスするとGooeyユーザーのほかの誰が見ているかが表示され、そのページの内容などについてチャットできる。また、どのページにGooeyユーザーが多く集まっているかを示すランキングなども見られる。現在このソフトは1.0ベータ版で、基本的には十分に使えるものの、まだその動作には若干不安定さが残っている。
Gooeyは今年6月14日に公開されたばかりだが、世界中の60カ国の人たち5万人以上に利用されている。
Hypernix社はイスラエルで設立されてわずか7ヶ月だが、今回のCNETからの出資によって企業価値は約6,000万ドルになったことになる。
('99/7/21)
[Reported by taiga@scientist.com]