|
|
■URL
http://www.ezlogin.com/press/launch.html
http://www.ezlogin.com/press/verisign.html
ezlogin.comは26日、パーソナライズされたWebサイトへのアクセスを簡単にするサービス「JumpPage」を開始、同時に先着1万人に無料でVeriSignのデジタルIDを提供するキャンペーンを始めた。
最近は多くのWebサイトがパーソナライズ機能を備えているために、たくさんのログイン名とパスワードを覚えなければならなくなってきた。また覚えられないと思ってこれらのパスワードを同じ物にしておくと、セキュリティ上の危険性がある。
このJumPageはこうした問題点を解決するために、それぞれのWebサイトのログイン名とパスワードを記憶してくれ、Web上にブックマークとして表示してくれる。そのため、ユーザーはezlogin.comをスタートページに設定しておけば、どのサイトにもログイン名やパスワードを意識せずにアクセスできる。こうしてezlogin.comでは、利用者にまず最初にJumpPageに来てもらおうというわけで、いわば「パスワードポータル」を目指しているとも言える。
ezlogin.comへのアクセス自身も、ログイン名やパスワードで守ることもできるが、VeriSignによるデジタルIDによってより強力にプライバシーを守ることもできる。
JumpPageの利用方法としてはほかにも、同じWebサイトに幾つもの名前で登録しておき、必要に応じて開示されるプライバシーをJumpPageを使って自分で選択できるようにする、といったこともできるだろう。
なお、このJumpPageサービスはWebベースのものでソフトのインストールなどは必要ないが、全く同じコンセプトでシリコンアレー企業のPassLogix社が無料のソフトを提供している（本誌3月23日号参照）。
('99/7/27)
[Reported by taiga@scientist.com]