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http://www.tribal.com/about_tv/pr7_26_99.cfm
米Tribal Voiceは26日、企業のファイアーフォールの中で使うための「PowWow for Private Networks」(PWPN)を発売した。PowWowはインスタントメッセージや、集団でのWebサイト閲覧、テキスト・ボイスチャットを行なうためのコミュニケーションソフト。同社によると全世界に500万人の利用者がいると言う。
このPWPNの特徴は、PowWowのコミュニケーションツールとしての利点を維持しながらも高度なセキュリティーを保つために、企業内イントラネットのファイアーウォールの中でのみ動く仕組みを作ったことにある。
企業内でPowWowを使うメリットとしては、インスタントメッセージを使って記録に残る簡単なメモを即座に交換することや、ボイスチャットを利用した電話代の削減などがある。また、Webをグループでブラウズしながらチャットで議論したり、ホワイトボードで議論した結果をそのまま画像として保存したり、ファイルを交換したりもできる。今までのPowWowでも同様の機能は利用できたが、インターネットの外に企業内の情報が流れるために、セキュリティーの観点から問題があった。
この製品は25クライアント用で3,995ドル、50クライアントまでは1クライアントあたり19ドル、10,000クライアントまでは1クライアントあたり9ドルとなっている。
('99/7/27)
[Reported by taiga@scientist.com]