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【規格】

AT&TやHPなど、ISPなどの利用料課金の標準規格団体を結成

■URL
http://www.ipdr.org/ipdrrelease.html

 AT&TやHP、Oracle、Sunなど、大手ネットワーク関連会社および電気通信会社19社は28日、インターネット接続料金などの課金の標準規格「Internet Protocol Detail Record (IPDR)」を開発するワーキンググループを結成した。

 IPDRは、インターネットにおけるユーザーの利用状況データを格納するオープンなフォーマット。プロバイダー(ISP)やキャリア、インターネット電話(VoIP)、アプリケーションホスティング、VPNなど、さまざまな種類の業者が利益を分配できる標準規格を開発する。

 従来の電話網では、地域電話と長距離電話の区別や、利用時間などで課金されている。それに対してIPネットワーク網では、数百ものアプリケーションが利用可能で、サービス提供会社間の相互運用が非常に複雑となるため、このような標準的な課金規格が必要となる。

 ワーキンググループを結成した19社に加え、今後、決済会社や電気通信会社、機器メーカーなどが参加する見込み。ワーキンググループは、今年末までに標準規格への同意を得て、標準化団体に提出する予定。

('99/7/29)

[Reported by Hiroyuki Et-OH]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp