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http://www.jp.psi.net/News/Press/990729.html
プロバイダーのピーエスアイネット株式会社(PSINet)は、グループ子会社4社を含む新役員人事を発表した。グループ子会社は、'98年に買収した、株式会社トウィックス、株式会社リムネット、東京インターネット株式会社の3社と、'98年12月に設立されたピーエスアイネットワークス株式会社(PSIネットワークス)の各社。
新役員人事では、PSINet、東京インターネット、リムネット、トウィックスの代表取締役会長として、米PSINet社のWilliam L. Schrader会長が就任した。また、各社の代表取締役社長には、米PSINet社でアジア地区の統括を担当しているC.H.Kwan氏が就任した。従来、PSINet、東京インターネットで代表取締役と務めていたVincent Gebes氏は、一般の取締役になる。
一方、リムネットの創業者であり元社長の小林隆氏は、リムネットの経営からは退く模様。また、東京インターネットの元取締役会長、高橋徹氏は、引き続き米PSINet社の上級顧問と東京インターネットの上級顧問を兼任する。
グループ各社は、新役員人事により、会長から取締役までPSINetからの人員で構成されることになった。今回の人事について、PSINet社では、「すべて統合しようという訳ではなく、それぞれの会社名は残す。現在、グループ会社は一つのオフィス(東京都品川区)に集まっていることもあり、組織運営上の理由からこのような人事になった」としている。
('99/7/29)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]