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■URL
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/99/whatnew0729c1.html
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/99/whatnew0729b.html
NTTドコモは7月29日、歩行者向けナビゲーションサービスの共通化へ向けたコンソーシアムを結成すると発表した。携帯端末メーカー、GPSメーカー、地図メーカー、コンテンツプロバイダーなど33社が参加し、8月下旬に第1回の会合を開催する。
現在、歩行者向けのナビゲーションサービスは、GPSやPHSによるものなど複数の方式が混在しており、測位方法やプロトコルが統一されていなかった。コンソーシアムでは、これらを統一的に利用できる共通プラットフォーム「DoCoMo Location Platform（DLP）」を2000年度中にも構築し、位置情報サービスの拡大を図る。
NTTドコモではまた、DLPの構築に先駆け、米SnapTrack社のGPS技術を利用した位置情報サービスを今年12月に開始する。従来のGPSでは難しかった繁華街などでの測位が可能だとしており、歩行者の現在位置や地図、目的地までのルート、タウン情報などを提供するサービスを予定している。
このほかNTTドコモでは、PHSの「いまどこサービス」を利用した位置情報サービスの専用端末「P-doco?」も開発した。大きさは縦74mm、横41mm、厚さ16.5mmで、重さは60g。操作ボタンは付いておらず、センターからの要求に対し、自動的に位置情報を通知する。価格等は未定で、発売は今年秋頃の予定だ。
('99/7/30)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net / shigeko@sugamo.linc.or.jp]