INTERNET Watch Title Click

【新サービス】

米国で、ネット上の子供を守るための情報サイトが開設

■URL
http://www.GetNetWise.org/

 インターネットを代表する企業や団体が協力して、インターネット上の子供たちを守るための情報サイト「GetNetWise」を7月29日に立ち上げた。このWebサイトは大手ポータルにもロゴマークと共にリンクされることになっている。

 ここで提供される情報は、1)年齢に応じて、また使用している機器に応じて、どのような危険が存在するかの紹介 2)親が子供を守るために使用できるフィルタリングソフト、コンピュータを制御するソフトの紹介 3)もし何か問題に巻き込まれたときに役に立つ警察、支援団体へのリンク集 4)子供にとって有益で教育的なコンテンツへのリンク集、などから構成されている。

 米国や欧州では、子供がインターネットのチャットルームがきっかけで性犯罪に巻き込まれたり、ホームページに公開していた顔写真が原因となって誘拐事件が起きるなど、ネットが犯罪のきっかけになる危険性がしばしば訴えられてきた。

 GetNetWiseの支持団体Internet Education FoundationのJerry Berman代表は「両親と先生こそが価値観、信条を発展させ、世の中を経験していく際の子供のガイドでなければならない。それが街の中であっても、スクリーンの上であってもだ」と述べ、子供がインターネットを接続するときに関わる可能性の高い親と先生が十分な情報を得て、子供を守る必要があることを訴えている。

('99/7/30)

[Reported by taiga@scientist.com]


INTERNET Watchホームページ

ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp