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【集中企画】

夏の渇きを解消する“清涼飲料水”の世界


 暑い日が続き、喉が乾くことも多くなったので、ここはストレートに“清涼飲料水”に関するサイトを紹介したい。懐かしのジュースの解説を読みながら、子供時代に親しんだ味を思い出すもよし。評価コメントを参考に、まだ飲んだことのない“インパクトドリンク”に挑戦するもよし。この夏は、インターネットを利用して、“清涼飲料水”の世界を大いに楽しもう。


STIJ Project「現代飲料考」
http://www.win.ne.jp/~stij/index.html
 かつて確かにあったが、いつの間にか消えてしまった幻のソフトドリンクについて解説している。サントリーの「サスケ」や「ジェットストリーム」、「キリンレモン2101」など、名前を聞いただけで当時のCMが目に浮かんで来るような懐かしい商品名が連なっている。このほか、「キリンメッツ・ガラナ」などローカル商品情報もある。

The Archive of Softdrinks
http://softdrinks.org/
 清涼飲料水研究家の久須美雅士氏が運営するインターネットによる清涼飲料の博物館。商品別/テーマ別に清涼飲料の歴史や変遷を解説した展示室が多数用意されている。ドクターペッパーの発祥や歴史を紹介している「ドクターペッパー」展示室や、意外なバリエーションを公開しているという「コカ・コーラ『ジョージアコーヒー』」展示室が人気だそうだ。

浪花銭湯放浪記
http://www3.osk.3web.ne.jp/~yoshi223/sent00.html
 大阪市内/近郊の銭湯情報がメインのWebサイトだが、「おふろドリンク」のコーナーで、お風呂屋さんでしか見られないようなマイナードリンクを紹介している。最近でも売られているものもあるようだが、「パックス」「共和イチゴソーダ」など、瓶の形からして懐かしい香りが漂っている。

小河勝哉のホームページ「怒涛の缶ジュース情報」
http://www.jpsnet.co.jp/private/ogawa/
 その名の通り“怒涛の”缶ジュース紹介サイト。現時点で809製品の情報が掲載されているという。炭酸飲料、健康&スポーツ飲料、コーヒーなど14ジャンルについて、それぞれメーカーごとにまとめられているが、すべての製品に対して実際に飲んでみた感想が書かれているようだ。

D's desktop「Can street」
http://www.at-m.or.jp/~daichi/index.html
 自動販売機で売られている珍しい缶飲料を、珈琲飲料、紅茶・お茶、果実飲料、炭酸飲料、健康・その他の各ジャンルに分けて紹介している。このほか、あまり見かけることがないロッテや森永、資生堂などの自販機についてのコラムなども掲載。

FOOL!! Generator「汁物ストライク」
http://www.slis.keio.ac.jp/~yusuke7/index-j.html
 自動販売機で売られている見慣れない缶ジュースを飲んで大失敗した体験をもとに、“世にもまずい飲み物”をコレクション。「NEWカロリーメイト」「ドクターペッパー」などの有名どころから、「のむきな粉」「しそのよろこび」などのレアものまで、現在40商品を紹介。くちあたり、のどごし、あとくち、におい、色の5項目で評価しレーダーチャートで図示しているのがわかりやすい。

加賀屋快讃物店
http://www.bekkoame.ne.jp/~t_kaga/index.html
 街で見かけた怪しいものを紹介するWebサイトで、飲料のコーナーもある。各商品について、どんな人にお勧めか書いているのが特徴だ。例えば「風邪の時の水薬が好きだった方に」(サントリー・ビートニックブラジリアンガラナ)、「ママレモンでシャボン玉をとばしたことが無い方に」(ハタ鉱泉・みかん水)、「茨城が好きな方へ」(利根ソフトドリンク・ドクターペッパー)など。

亜山製作所「全国毒物食品連絡会」
http://moe.moe.gr.jp/
 世の中に多数存在しているという「到底食用には適さないと判断される奇抜な味覚の食品」を調査・報告するWebサイト。清涼飲料水のカテゴリーでは、そんな商品を試飲し、その味をライブ感あふれるテキストで伝えている。

缶底に記載(全国インパクトドリンク愛飲会)
http://www.asahi-net.or.jp/~vh7f-ymmt/kanzoko.htm
 「すべてのドリンクを体を張って試飲する」という団体「缶底に記載」のWebサイト。「ドリンクデータベース」コーナーに340缶についてのインプレッションがまとめられている。“インパクトドリンク”に相応しく、「羅漢果飲料」「青汁」「謎」など、他では見られないジャンルが用意されている。

閑人倶楽部「怪しい飲み物研究所」
http://www.join-am.ne.jp/~noburu/index.html
 「実験室」のコーナーで、各社のミルクティーやローカル産ウーロン茶を飲み、比較・評価している。それはそれでいいのだが、使った商品を最後に全部混ぜてみるという無謀な実験も行ない、「混ぜるな危険!!!」などの評価も下されている。

メッコールファンクラブ
http://www.ms.u-tokai.ac.jp/salon/mccol.html
 ドクターペッパーに勝るとも劣らないと言われる、韓国産ドリンク「メッコール」のファンクラブ。商品の紹介やファンの投稿コーナーのほか、メッコールを販売している自動販売機の設置場所リストが用意されているのが便利。現時点で415件のデータがあり、都道府県から検索できる。なお、製造販売元とまったく無関係だそうだ。

('99/8/9)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp / Watchers]


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