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http://www.japan-telecom.co.jp/PRdept/news/n990902J.html
日本テレコムは2日、今年4月に基本合意していたBritish Telecommunications(BT)ならびにAT&Tとの戦略的資本提携が正式に成立したと発表した。BTとAT&Tが、総額約2,200億円に及ぶ日本テレコムの第三者割当増資を引き受けた一方、BTとAT&Tの国内子会社が日本テレコムの100%子会社となった。
今回の提携により日本テレコムは、BTを中核とした通信企業連合が手がける国際通信サービス「Concert」を国内で提供する。さらに、BTとAT&Tによる国際通信の合弁会社が設立された後は、同合弁会社のサービスを国内で独占的に販売していく。
第三者割当増資で新規に発行された株式は19万1,714株。発行済み株式総数の30%にあたり、これを1日、BTとAT&Tが同率で引き受けた。また、BTの国内子会社であるBTコミュニケーションズ・サービスおよびBTネットワーク情報サービス、AT&Tの国内子会社であるAT&T Jensは日本テレコムの100%子会社となり、それぞれ、日本テレコムコミュニケーションズサービス、日本テレコムネットワーク情報サービス、ジェンズと社名が変更された。
日本テレコムの坂田浩一代表取締役会長は、3社の強固なパートナーシップを基盤に今後はデータ通信と移動体通信の2分野を強化していくとしている。
('99/9/2)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]