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【調査結果】

金融オンライン仲介業者の資産は増加の一途、しかしサービスに改善の余地有り

■URL
http://www.jup.com/jupiter/press/releases/1999/0901.html

 金融商品のオンライン仲介業者の取引による資産は2003年には3兆ドルを超えるが、その一方で顧客サービスには改善の余地が残されているとの調査結果をJupiter Communicationsがまとめた。

 それによると、金融資産のオンライン取引は今後増加し続け、1998年の段階でその規模が4,150億ドルだったのが、2003年には3兆ドルを超えることが予測される。オンライントレーディングを利用する世帯数は1998年に430万世帯だったが、2003年には2030万世帯に達する。この時点にはオンライン仲介業者の収入の80%は利息や手数料、取引と関係のないサービス料となることが予想され、1998年の段階でその割合が36%だったことを考えると、大幅な金融資産の増加によりオンライン仲介業者の経営が変わっていくことが予測されている。

 また、株式を持っている世帯のうち41%が2003年までに何らかのオンライン取引口座を持ち、銀行口座を持っている世帯のうち30%がオンラインで口座管理を行なうようになるなど、すべての金融管理がオンラインで行なわれる割合が非常に多くなっていくことが予測されている。

 しかしながら、こうした金融サービスが増加している一方で、この調査では金融サービスの顧客サービスの悪さを指摘している。金融サービスサイトで顧客の問い合わせに対して一日以内に返答した業者はたった39%だったが、これは通常のオンライン小売業の64%に比べてかなり低い数字だ。今年第一四半期の調査ではこの数字が金融サービスで24%、オンライン小売業で26%だったことを考えると、金融サービス市場の伸びに比べてサービス改善度が極めて低く、改善の余地があることが分かる。

('99/9/2)

[Reported by taiga@scientist.com]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp