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■URL
http://manga.accessticket.com/
富士ゼロックスは10日、講談社の「週刊少年マガジン」、小学館の「週刊少年サンデー」などに連載中のマンガをインターネットを通じて有料で配信するサービス「まんがの国」を開始した。雑誌に連載中の作品をネットで購入できるのは業界初だとしている。
サービス開始時点で「金田一少年の事件簿」「G・T・O」「名探偵コナン」など計8作品を用意し、雑誌発売とほぼ同日か、1週間遅れで配信する。ユーザーは、暗号化されたマンガのデータをWebサイトからダウンロードするとともに、電子チケットを購入することで閲覧できるようになる。料金は1話あたり50～100円で、購入後は3日間閲覧が可能。数話分をまとめて読める割引チケットも用意する。利用するには、希望者に無料配布される電子チケットの専用ソフトが必要となる。
まんがの国では、富士ゼロックスが独自開発した電子チケット技術「DDSA（デジタル・ドキュメント・セキュリティ・アーキテクチャ）」を採用している。同技術は、コンテンツを暗号によりカプセル化して配信し、チケットを購入したユーザーにのみ開けられるようにするもの。カプセル化されたデータ自体は自由にコピーできるが、ユーザーごとにチケットがカスタマイズされているため、コピーしたチケットを用いて他のユーザーが開けることはできないようになっている（本誌'98年10月28日号参照）。
('99/9/10)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / Katsusige NotMe / ymasa@wizvax.net]