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【ソフトウェア】

インスタントメッセージングソフト「YABUMI」がバージョンアップ
ローカルIPアドレスのユーザーでも利用可能に

■URL
http://www.yabumi.com/

 プライアは22日、Windows 95/98/NT4.0用のインスタントメッセージングソフト「YABUMI ver.2.1」を公開、無料ダウンロード配布を開始した。ローカルIPアドレスを使用しているユーザーでも利用できるようになったほか、マルチアカウントにも対応した。

 YABUMIの特徴は、メッセージが届くと、デスクトップ上に“矢文”が飛んでくるアニメーションを表示して知らせてくれること。送る側で矢の種類が選択できるため、アニメーションによってある程度メッセージの種類を表わすことが可能だ。「水戸黄門」の弥七の風車をイメージした“至急ノ矢”など4種類が本体に付属するほか、Webサイトからバラエティに富んだオプションの矢をダウンロードできる。将来はユーザーが独自の矢を作成できるツールも予定しているという。

 ver.2.1では、送信先がローカルIPアドレスを使用している場合、メッセージをサーバーにスプールし、相手側がスプールされたメッセージを45秒間隔で取り出すようにした。これにより、若干のタイムラグは発生するものの、ダイヤルアップルータ接続などNATによるLAN環境のユーザーでも利用できるようになった。

 YABUMI向けのグリーティングカードサービスも開始した。Webベースのサービスとは異なり、指定日に直接カードを届けることができる。また、YABUMIユーザー向けの無料メールアドレス配布サービスも提供している。

 プライアによると、昨年7月にソフトの無料配布を開始してから1年余りで、登録ユーザーは5万人を超え、このうち女性が45%を占めているという。なお、Macintosh版については10月下旬にも発表する予定。また、Windows NT用、UNIX用のサーバー版も開発中だとしている。

('99/9/22)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp