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【業界動向】

米商務省、ICANNおよび米Network Solutions、ドメイン名管理システム移管に合意

■URL
http://www.icann.org/agreements.htm
http://www.netsol.com/news/1999/pr_19990928.html
http://www.ntia.doc.gov/ntiahome/domainname/agreements/

 米商務省、ICANNおよび米Network Solutions(NSI)の3者は28日、ドメイン名管理システムの民間組織への移管に関する合意を発表した。3者は、約1年間にわたり協議を進めていた。米商務省とNSIはすでに合意を表明しているが、ICANNは向こう30日間にわたりコメントを受け付け、その後、11月4日にも最終的な合意に達する予定だ。

 3者の合意は、ICANNとNSIとの「ドメイン名登録合意」、「.com」「.net」「.org」といったトップレベルドメイン名の登録に関する、ICANNと他のレジストラ(ドメイン名管理業者)との間の「レジストラ認定合意」、「商務省とNSIとの協同合意の修正」、および「商務省とICANNとの覚書の修正版」、の5項目から成る。

 この合意により、NSIは2004年まで、独立してシステム更新を行なう権利を有する認定レジストラ(ドメイン名管理業者)となり、最低4年間はトップレベルドメインの登録事業を続けていく。同社のドメイン名共有システムに関しては、ICANNとNSIとの合意に基づき、今後4年間はNSIが運用を続けていく。

('99/9/29)

[Reported by Hiroyuki Et-OH / Shigeko Sato]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp