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【新製品】

米Motorola、携帯機器向けのアプリケーション開発キットを提供

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http://www.corporate-ir.net/ireye/ir_site.zhtml?ticker=mot&script=410&layout=7&item_id=54462
http://www.corporate-ir.net/ireye/ir_site.zhtml?ticker=mot&script=410&layout=7&item_id=54748

 米Motorolaは6日、携帯機器を対象とする音声およびWAPアプリケーションを開発するための開発キット「Mobile Applications Development Kit (ADK)」を発表した。Motorolaが開発した、音声対応のWeb記述言語「VoxML」と携帯機器用のWeb記述言語「Wireless Markup Language (WML)」の統合開発環境で、テンプレートやガイドラインも提供される。Mobile ADKを用いて開発されたアプリケーションは、WAPに準拠したシステムや、VoxMLゲートウェイ上で動作する。

 Mobile ADKは、WML、WMLscriptおよびVoxMLによるWeb開発のための統合環境を提供する。Mobile ADKには、WAPアプリケーション用のWML 1.1コンパイラ、VoxMLアプリケーションのシミュレーション用のHTTP接続機能、音声認識エンジンなどが含まれる。

 Mobile ADKはWindows95/98/NTに対応する。同社サイトで11月から、開発者向けに無料配布される予定。

 なお、Motorolaは同時に、新しい通信プラットフォーム「Mobile Internet Exchange (MIX)」も発表した。音声やデータのサービスをサーバー上で統合して扱うもので、一つのデータやサービスをさまざまなデバイスからアクセスできるようにする。サーバーやゲートウェイ、アプリケーション、コンテンツ、Mobile-ADKなどを組み合わせたもので、HTML・WML・VoxMLなどに対応する。例えば、電話番号を登録しておけば、PDAと同期して使ったり、電話から「Jimに電話」と命令して電話をかけたりできるようになるという。Motorolaでは、キャリアーが無線サービスやインターネットサービスを強化するものとしてMIXを売りこんでいく。

('99/10/7)

[Reported by Hiroyuki Et-OH / masaka@impress.co.jp / yuy@ibm.net]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp