■URL
http://www.doubleclick.ne.jp/
ダブルクリックは、広告到達人数(リーチ)を拡大するための機能「フリークエンシーコントロール」をレギュラーメニューに導入する。
フリークエンシーコントロールは、一人のユーザーに対する同一バナーの配信頻度の上限を設定できる機能。同一のバナーが一人のユーザーに重複して配信されるのを防ぐことで、同じ広告予算内でリーチの拡大が図れる。また、同じバナーを何度も見ることでクリック率は下がっていくという調査結果も出ており、重複配信を減らすことで逆にクリック率が上げられるとしている。フリークエンシーコントロールは、9月に米国で特許を取得した同社の広告配信システム「DART」(本誌9月15日号参照)を利用しており、重複配信を制限する機能のほか、一人のユーザーに一連の複数バナーを配信することも可能だ。
現在国内ではクリック数や露出数に基づいたバナー配信が主流だが、米国では広告の指標としてリーチが重要視されているという。同社では従来、フリークエンシーコントロールを別料金で提供していたが、これを標準提供することでリーチ重視型商品の強化を図る。
('99/10/7)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]