■URL
http://events.internet.com/fall99/index.html
インターネットワールドではハードウェアの出展は少ない。やはりコンテンツ、サービス、ソフトウェア、ソリューションなどのカタチのないものが多くなりがちだ。そんななかで気になる商品を紹介しよう。
●人だかりのたえないブース「Visor」
インターネットワールドで人気のブースといえばHandspring社のブースだろう。3Comの人気PDAであるPalmシリーズのOSであるPalm OSをラインセンスし、独自のハードウェア「Visor」を作った会社だ。この商品は発表されてはいるものの、まだ販売は始まっていない。人気の秘密はスケルトンカラーのボディーと、拡張モジュールを装着することによるハードウェアの拡張性にある。すでに10社以上のパートナー企業がVisor用の拡張モジュールをHandspring社のブースでプロトタイプのデモンストレーションを行なっている。出品されているモジュール類は正直いうとインターネットワールドよりもCOMDEXあたりで展示されるべきもののような気もするが、固いことをいうのはやめておこう。
・MP3プレーヤーモジュール |
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・MP3プレーヤーモジュール |
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・ページャーモジュール |
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・GPSモジュール |
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・温度センサーモジュール |
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・ICボイスレコーダーモジュール |
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・ICボイスレコーダーモジュール |
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・辞書モジュール |
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・折りたたみ式の外付けキーボード |
ここで紹介したもの以外にも、バーコードを読み取るモジュール(POS管理などでの利用が想定される)、車載用マウント、皮ケース、ペンなどPalmと同様なアクセサリーも充実している。ちょうどノートパソコン用にPCMCIAカードが用意されているように、Visorでも周辺機器や大容量メモリがPDAという枠を超えた情報端末としての可能性を開こうとしている。これらの周辺機器は1999年末から2000年の第1四半期に発売を予定している。
●洗練された新型MP3プレーヤー「Nomad II」
クリエイティブ社ではMP3プレーヤーの新型機種「Nomad II」を発表した。PCとのインターフェイスがUSBになったほか、デザインを一新し、ウォークマンなどでは一般的になっているようにヘッドホンケーブルにリモートコントロール機能を持たせた。また、SDMI規格にも準拠した。発売当初は著作権問題などもからみ、なんとなく「怪しい商品」というイメージのあったMP3プレーヤーはデザインも洗練され、一般の家電製品のクオリティーへ達しつつあるようである。
※Photo by Akiko Nabeshima/People Photoshop
('99/10/8)
[Reported by Yoshihiro Nakajima/IPG Network, Inc.]