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【調査結果】

子供のオンラインプライバシー保護法、過半数の子供が規制は必要と感じる

■URL
http://www.smartgirl.com/press/privacyfindings.html

 米連邦取引委員会(FTC)は21日に、「子供のオンラインプライバシー保護法(COPPA)」に関する最終的な法規を公開する予定だ。この保護法では、Webサイトが13歳以下の子供の個人情報を収集する場合、親の同意を必要とする。それを前にして、米SmartGirl.comが、16,528人の少年少女を対象に、オンラインプライバシーを保護する最適な方法について調査を行なった。

 調査によると、プライバシー保護が必要ないと答えたのはわずか5%。少年少女の64%は、インターネットは危険なものになりうると感じている。58%は、子供が個人情報を渡す前に両親の許可を得るべきだと答えている。

 また、少年少女の49%が、子供から収集した情報をどのように使用するかについて、厳重な法律で規制すべきだと答えた。一方で、チャットルームや掲示板に参加する自由を失いたくないと考えており、チャットルームに参加する前に親の許可が必要だと答えたのは15%、掲示板への書き込みに許可が必要と答えたのはわずか8%だった。また、10~12歳の子供の67%が、13歳以上でなければWebサイトにアクセスできないとしたら、自分は13歳と答えると回答した。

 企業が親の同意を得たことを証明できる方法として、挙げられた上位3つの方法は、政府が「インターネットの運転免許」を作成する(12%)、両親が許可を与えたWebサイトにメールを送る(10%)、両親にフリーダイヤルの番号を与える(9%)。

('99/10/20)

[Reported by Hiroyuki Et-OH]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp