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10月20日、データベースの総合展示会「DATABASE'99 TOKYO」が東京国際フォーラムにて開催された。出展社は113社。会期は10月22日まで。展示会場では、パソコン通信やCD/DVD-ROM、インターネットなどで提供されるさまざまなデータベースサービスやデータベース構築支援システムなどが多く展示された。今回は、この中から注目の展示を紹介したい。
商用データベースサービス大手の株式会社ジー・サーチは、検索結果を「相関図」で表示する新しい検索サービス「連想ナビゲーション」を参考展示した。これは、株式会社富士通研究所の開発によるもので、例えば、キーワードに「富士通」、カテゴリーに「事業」と設定すると、富士通の事業に関する記事を一覧表示するとともに、競合他社がその事業に対してどの位置にいるかを相関図のような形で画像で表示する（右図）。また、関連すると思われるキーワードも同時に表示するので、次々と連想していくようにユーザーをナビゲーションできるというしかけだ。ジー・サーチでは、2000年春頃に「連想ナビゲーション」を使った検索サービスをインターネット上で提供したいとしている。
ほかには、東京商工リサーチ、帝国データバンクなどの企業情報データベースや、日本経済新聞、朝日新聞など記事データベースを提供している企業がブースを並べている。展示会場では、通常有料で提供されているサービスも試してみることができるほか、出展社によるプレゼンテーションやワークショップも実施されているので、商用データベースの導入を図る企業の担当者などにおすすめの展示会だ。
('99/10/20)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]