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■URL
http://www.risksaver.ne.jp/
日本ロジスティクスは20日、個人間売買における代金の支払いをオンラインで介在するエスクロー（寄託）サービス「RiskSaver」を開始した。代金の受け渡し時、売主と買主の間に立つことで、詐欺などによるトラブルを防止する。
RiskSaverでは、ユーザー間で売買が成立した際、買主から代金を預かり、入金されたことを売主に通知する。売主は期限までに商品を買主に発送。買主が商品を受領したことを確認した後、RiskSaverから売主に代金が支払われる。商品が気に入らなかった場合の返品も可能だ。手数料は代金の3％（最低525円）で、売主、買主からそれぞれ徴収する。利用するには、同サービスへの登録が必要となる（無料）。現在、1回につき3,000円以上30万円未満の取引に対応しており、売買の成立手段については特に問わない。オンラインオークションやインターネットの掲示板による個人間売買だけでなく、雑誌などの売買ページでの取引にも対応する。
エスクローサービスは、欧米で不動産や貿易などの取引に一般的に利用されているという。オンラインオークションなど、ネットを利用した個人間売買が国内でも普及しつつあるが、相手が見えないことで敬遠しているユーザーも少なくない。日本ロジスティクスでは、エスクローサービスを利用することで、心理的不安を軽減し、円滑な個人間売買が行なえるようになるとしている。日本におけるオンラインエスクローサービスは、これが初めてだという。
('99/10/20)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / taiga@scientist.com]