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【オンライントレード】

オンライン投資銀行ウィット・キャピタル、新たに三和銀行グループなどが出資
来年3、4月を目処にサービス開始

■URL
http://www.witcapital.com/ (米国本社)
http://www.witcapital.com/press/pr_41.html (リリース)

 インターネットを利用したオンライン投資銀行業務の開始を予定しているウィット・キャピタルは22日、第三者割り当て増資を行なったと発表した。

 同社は、本年8月に米国Wit Capital Groupと三菱商事、トランスコスモスが出資して設立された。この時の出資比率は各社約40%、40%、20%で、資本金は約20億円。そして、今回32億円を三和銀行グループ(三和銀行、ユニバーサル証券、太平洋証券、東和証券、第一証券)、光通信、日興證券、オリックス・キャピタル、EnCompass Group(米国IT関連ベンチャーキャピタル)、ホンダベルノ東海から調達した。各社の出資比率は公開されていないが、これによりウィット・キャピタルがこれまで調達した資金の合計は42億4,000万円(株主総資本額)で、資本金は30億円となった。また、米国Wit Capital Groupの出資比率は30%を維持していく方針のようだ。

 今回出資したこれらの企業は、資金提供だけでなくウィット・キャピタルの事業展開のサポートも行なっていく。創業者で副会長のAndy Klein氏は「ユニバーサル、太平洋、東和、第一、オリックスの各証券会社は、ウィット・キャピタルのEディーラーとなることに合意しており、これを核とするオンライン・シンジケート団が、インターネット経由で新規公開銘柄を個人投資家に販売する際の販路となる」としている。

 ウィット・キャピタルは、来年3、4月を目処にサービスを開始する予定だ。サービスは、公募株式の引き受け、プライベート・エクイティー・サービス、アドバイザリー・サービス、リサーチなど。また、日本の投資家がインターネットを使って証券公募やベンチャー・キャピタル・ファンドに投資するための電子取引サービスも提供する。そのほか、日本でのパートナーを求める米国企業に対しアドバイスも行なっていく。

 米国Wit Capital Groupは、世界初のオンライン投資銀行として1996年に設立され、本年6月4日にNASDAQに新規公開した。時価総額は現在約12億ドル。従来、機関投資家や富裕層の個人投資家のみにしか提供されてこなかった、公募証券や新規公開株へのオンライン取引サービスを一般の個人投資家に提供しており、これまで140社以上の公募に参加している。

('99/10/22)

[Reported by betsui@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp