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英Mondex InternationalによるICカード形式の電子マネー「モンデックス」の推進のため、「日本モンデックス推進協議会」が29日設立され、設立総会が開かれた。
代表幹事は、三和銀行、JCB、MasterCard International、大日本印刷、日商岩井、日立製作所、松下電器産業の7社。設立発表には各社の社長や頭取などが出席した。なお、三和銀行、JCB、MasterCard Internationalは日本でのフランチャイズ権を持つ。
協議会は日本におけるモンデックスビジネスの展開のための基盤整備を目的とする。モンデックスカードの発行や機器の製造販売等を行なう場合は協議会の正会員になるのが原則だという。正会員として56社、準会員として70社、特別会員として4団体が参加する。
モンデックスはICカードを利用した電子マネーで、ビザキャッシュやスーパーキャッシュなどと似たタイプのもの。英Mondex International社がライセンスを保有し、各国の銀行などが実際にカードを発行する。なお、Mondex InternationalはMasterCard International傘下の会社。
('99/10/29)
[Reported by masaka@impress.co.jp]