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【業界動向】

ソフトバンク・コマースなど5社、「イー・ショッピング・カーグッズ」を設立
ネットとガソリンスタンドを使い自動車関連商品のEC展開

■URL
http://www.commerce.softbank.co.jp/ (ソフトバンク・コマース)
http://www.nmoc.co.jp/ (日石三菱)

孫氏はじめ5社の代表
 ソフトバンク・コマース、日石三菱、エンパイヤ自動車(EMC)、ヤフー、カーポイントの5社は1日、インターネット上で自動車関連用品や部品の電子商取引(EC)を行なう合弁会社「イー・ショッピング・カーグッズ(e-Shopping! CarGoods)」を設立することで合意したと発表した。

 これは、ガソリンスタンド(GS)をECのサービス拠点と位置付けたもの。商品検索や注文はWebサイト、もしくはGSの専用端末で行ない、商品の受け取りや代金支払いはGSで行なう。インターネット上におけるカード決済も可能。特に、カーナビやタイヤなど自分で取り付けるのが面倒な商品は、受け取り時にGSで取り付けサービスを受けることができる。

 合弁会社は来年1月に設立する予定。資本金は3億円で、出資比率はコマースが46%、日石三菱が24%、EMCが15%、ヤフーが10%、カーポイントが5%となっている。サービスの開始は来年5月を計画。

 会見した孫氏は「自動車周辺関連商品は市場規模が11兆円、物販だけでも3.5兆円ある有望な市場で、この合弁会社は地上最大のカーグッズショップだ」と述べている。大澤日石三菱社長は「来年からのドクタードライブ構想と結合させ、全国ネットワークを駆使してこのビジネスを成功させていく」と語った。

 日石三菱は、全国13,600のGS(技術・整備者は約10,000人)のうち、同事業開始当初は首都圏200GSで実験的に行ない、1年後に2,000GS、その後7,500GSでの展開を目指す。商品はEMCが持つ商品データ40万点のうちの10万点程度を順次扱っていく意向。

('99/11/1)

[Reported by betsui@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp