オン・ザ・エッヂとイー・マーキュリーは4日、オープンライセンス型のオークションサイト「eHammer」の運営を開始した。売り手が自社サイト内でオークションを開催できるサービスを提供する。
売り手となる企業が出展したい商品の情報を登録すれば、その商品のオークションページのHTMLソースを24時間以内に作成、メールで送信してくれる。売り手側はこれを自社サイトに貼り付けることで、最短1日でオークションが開催できるようになる。一方、eHammer側でも、同サービスを利用したオークションを検索できる総合ディレクトリを開設し、ユーザーが商品を比較・検討できるようにする。出展社登録および商品登録は無料だが、落札された場合のみ、落札価格の5%のシステム使用料/仲介手数料が発生する。今後は物量や決済サービスも別料金で提供する予定だ。
インターネットのオークションサービスはこれまで、そのサイト内に商品情報を集約する「クローズド型」で提供されており、オープンライセンス型のサービスはeHammerが日本で初めてだという。売り手企業は、オークションを自社サイト内で開催することでアクセスを拡大できるというメリットがある。すでに50以上の有名オンラインショップがeHammerの利用を表明しているとしている。
('99/11/4)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]