東京通信ネットワーク(TTNet)、大阪メディアポート(OMP)、中部テレコミュニケーション(CTC)の電力通信3社は11日、企業向けIPデータ通信会社「株式会社PNJコミュニケーションズ(PNJ-C)」を設立したことを発表した。資本金は1億。2000年春に事業化を予定。事業化の際には、電力系通信会社10社が参加する予定。
PNJ-Cでは、光ファイバー上のWDM技術による大容量バックボーンを利用し、高速なデータ通信サービスを企業に低価格で提供するとしている。第1弾として、顧客企業のLANのイーサネットをそのまま光ファイバーに接続し、企業の拠点間での100Mbpsの高速IP通信サービスを提供する「高速IP接続サービス(仮称)」の実験を実施する。実験期間は2000年春から3か月で、実験エリアは東京・名古屋・大阪など各地域2箇所程度の収容局周辺。2000年夏を目処に商用サービス開始を目指す。
('99/11/11)
[Reported by masaka@impress.co.jp]