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■URL
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/flab/News/1999/Nov/15.html (発表資料)
http://chocoa.net/ (CHOCOA.NET)
富士通研究所は15日、チャットとマスコットロボットを連携するシステムを開発したと発表した。チャット内容にあわせて、相手のパソコンに接続されたロボットにおしゃべりをさせたり、身ぶりをさせることができる。
同社の開発したIRCベースのチャットソフト「CHOCOA」および富士通パソコンシステムズから発売中のマスコットロボット「タッチおじさんロボット」「ハローキティのパソコンフレンズ」に対応する。ロボットにあらかじめ登録されている言葉（タッチおじさんで22種類、ハローキティで46種類）がチャット上の会話で使われると、ロボットがその言葉をしゃべりながら対応した動作を行なうようになっている。例えば「こんにちは」と入力すると、相手のロボットも「こんにちは」と言いながら手を上げるといった具合だ。チャットに参加している全員のロボットに同じ動作をさせられるほか、「○○さん、こんにちは」と入力して特定の人のロボットだけ動作させることも可能だ。
同社では、タッチおじさんロボットと連携した実験サービス「CHOCOA.NET」を26日より開始するほか、ハローキティのパソコンフレンズとの連携サービスも予定している。マスコットロボットを持っているユーザーなら、無料の連携用ソフトをダウンロードすることで今回の実験サービスを利用できる。実験期間は1年間で、その後、プロバイダーなどに向けてサービスを提供していく方針だ。自社のキャラクターロボットを使ったチャットサービスを会員向けに提供するなどの利用方法が考えられるだろう。
('99/11/15)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]